AURELIEN LEMAIRE

 
Boursault 2 ha biodynamique natural grower
オーレリアン・ルメールは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌに6つあるサブリージョンの1つ、Rive Gaucheリブ・ゴーシュのBoursaultブルソーに本拠を置くグローワーです。オーレリアンは幾つかのブルゴーニュのドメーヌで研鑽した後、2016年に家業に参画しました。ヴェルジーのムーゾン・ルルーの畑で感銘を受けたオーレリアンは、すぐにビオとビオディナミ、アグロフォレストリーを導入。畑の自然治癒力が高まった2019年に初めて自身の名前によるシャンパーニュを仕込み、今年デビューしました。既にフランスや北欧の最先端のナチュラルワインショップが買い付けに走っている、最新鋭のナチュラル・シャンパーニュです。
 

Les Terres Jaunes

レ・テール・ジョーヌ
AOC Champagne
品種:シャルドネ100%
 
手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレス。圧搾の際はドライアイスを敷き詰めて果汁を酸化から守り、亜硫酸は一切使わない。デブルバージュ(前清澄)も行わず、果汁を澱と共に直接古樽に入れて野生酵母でアルコール発酵。その後、引き続き樽で11ヶ月熟成。マロ発酵はこの間に自発的に実施。その後、無清澄・無濾過でティラージュして、瓶内二次発酵とマチュラシオン・シュール・リー。ルミュアージュを手動で行って、ア・ラ・ヴォレでデゴルジュマン。圧搾からデゴルジュに至るまで亜硫酸は完全無添加。現行ロットは2021年7月に、同じリューディの野生酵母とビオの未精製の蔗糖を加えてティラージュ。2023年3月にデゴルジュマン。ドザージュ・ゼロのブリュット・ナチュール。アルコール度数12度。総生産量2,304本。2023年10月時点のSO2トータルは26mg/l。ガス圧は7.0気圧。
“Les Terres Jaunesレ・テール・ジョーヌ”のリューディは栽培面積0.50ヘクタール。北東向きの粘土石灰質土壌。シャルドネの樹齢は43年。植樹比率8,000本/ha。

  
 

La Trempette

ラ・トンペット
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール40%、ムニエ&ピノ・グリ40%、シャルドネ20%
 
ピノ・ノワールとムニエとピノ・グリはダイレクト・プレス。圧搾の際はドライアイスを敷き詰めて果汁を酸化から守り、亜硫酸は一切使わない。デブルバージュも行わず、果汁を澱と共に直接古樽に入れて野生酵母でアルコール発酵。その後、引き続き樽で自発的なマロ発酵と熟成。樽での熟成は22ヶ月。シャルドネは除梗した後、果皮とともに地中に埋めたクヴェヴリでマセラショオン。マセラシオンはセミ・マセラシオン・カルボニックで3週間。圧搾後、引き続きクヴェヴリで自発的なマロ発酵と熟成。さらにドゥミ・ミュイで1年熟成。その後、全ての品種をブレンドし、無清澄・無濾過でティラージュして、瓶内二次発酵とマチュラシオン・シュール・リー。ルミュアージュを手動で行って、ア・ラ・ヴォレでデゴルジュマン。圧搾からデゴルジュに至るまで亜硫酸は完全無添加。現行ロットは2021年7月末に、同じリューディの野生酵母とビオの未精製の蔗糖を加えてティラージュ。2023年3月にデゴルジュマン。ドザージュ・ゼロのブリュット・ナチュール。アルコール度数12度。総生産量2,304本。2023年10月時点のSO2トータル33mg/l。ガス圧は7.5気圧。 キュヴェ名の『La Trempetteレ・トンペット』ととは、ヴィニュロンの間で使われる「ショート・マセラシオン」を意味するカジュアルな言葉。