Château Brandeau

 
  Bordeaux Castillon  9.5ha bio  nature
シャトー・ブランドーは、化学薬品を使わないビオロジックによる生きた土のみが、テロワールを表現できると信じていています。常に畑を注意深く観察し、畑の僅かな変化も見逃さないようにしています。畑は馬で耕耘し、畝の間に下草を生やし、そして小麦などの穀物もブドウと一緒に栽培しています。ジュリアンは馬や犬、鶏など動物に囲まれて自然の一部としてナチュルな生活をしています。そんなジュリアンのワイナリーには、世界中の年齢も性別も国籍も異なる様々な人達がウーファーとして働きに来て、ナチュルな生活をしています。シャトー・ブランドーのワインはそんな世界中の人達との交流から生まれる本物のナチュラルワインです。
 

Tendax

テンダックス ロゼ
VDF
品種:セミヨン80%、カベルネ・フラン20%
 
手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で2回選果。3品種を一緒にダイレクトプレスし、ジャール(砂岩製の素焼きの陶器)で、ブドウに付着している野生酵母で自発的にアルコール発酵。マロラクティック発酵もブドウの力で自発的に実施。醸造添加物は全く何も加えずに醸造。熟成後、無清澄、ノンフィルター、SO2も無添加で瓶詰め。
2022ヴィンテージは、セミヨンが9/9、カベルネ・フランが9/21に収穫。総生産量は1,200本。SO2は瓶詰め前に10mg/lのみ添加。2023年11月時点のSO2トータルは16mg/l。アルコール度数は11度。
Tendaxテンダックスとは、フランス語の俗語で『緊張した状況を表す言葉です。ジュリアンは、白ワインのように生き生きとして緊張感のあるロゼを造りたいと思っていました。実際、ワインは酸に由来する緊張感(テンション)があるため、テンダックスと命名されました。

  
 

Banzai

バンザイ
AOC Castillon côtes de Bordeaux
品種:メルロー100%
 
手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で2回選果。完全に除梗して、オープントップのステンレスタンクで、ブドウに付着している野生酵母で自発的にアルコール発酵。フルーティさを生かすようにマセレーションはアンフュージョンのみ。マロラクティック発酵もブドウの力で自発的に実施。醸造添加物は全く何も加えずに醸造。熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め前に必要最低限添加するのみ。
2022ヴィンテージは9月16日収穫。総生産量は6,800本。SO2は瓶詰め前に10mg/lのみ添加。2023年11月時点のSO2トータルは16mg/l。アルコール度数は13.5度。
「人生は長いお祭りのようなもの」。そんな意味を込めて、日本語で喜びを表す言葉である「バンザイ」をキュヴェ名としたそうです。 

  
 

Gas Gas

ガ・ガ
VDF
品種:メルロー50%、カベルネ・フラン40%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%
 
手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で2回選果。除梗せずに100%全房で密閉したステンレスタンクに入れ、カーボニックマセレーション(細胞内発酵)で発酵。発酵はブドウに付着している野生酵母のみで行い、醸造添加物は全く何も加えずに醸造。マロ発酵も自発的に実施。熟成後、無清澄、ノンフィルター、SO2も無添加で瓶詰め。
2022ヴィンテージの収穫日は9/12。フィ-ルドブレンドで全ての品種を同時に収穫。総生産量は2,500本。SO2は瓶詰め前に10mg/lのみ添加。2023年11月時点のSO2トータルは14mg/l。アルコール度数は13.5度。
キュヴェ名の「GAS GASガ・ガ」とは、サラエヴォ出身の作曲家ゴラン・ブレゴヴィッチの曲のタイトルです。シャトーでは収穫の時に、この曲を流しながら作業をしているそうです。シャトー・ブランドーでは、70年代から世界中から集まってくるウーファーのワイン好きやソムリエ、旅行者などを受け入れてきました。このキュヴェは彼ら「ウーファー」に捧げたキュヴェです。エチケットは、ウーファーの一人がデザインしたもので、収穫の打ち上げで焚火の周りで皆で踊っているエネルギーに溢れた光景です。