EMILIEN FENEUIL

 
Sermiers 2.37ha biodynamique natural grower
エミリアン・フヌイユはプティット・モンターニュのセルミエに本拠を置くグローワーです。僅か2.37haのドメーヌでピエール・マッソンから教えを受けたビオディナミで耕作しています。これまではルクレール・ブリアンなどにブドウを売却していましたが、大親友であるオーレリアン・ルルカンとトマ・ペルスヴァルに触発され2015ヴィンテージから自身のシャンパーニュとコトー・シャンプノワを造り始めました。野生児と呼べる風貌のエミリアン・フヌイユは、畑にも野生の木と草花を生やしたままにしています。ロニャージュも除葉もグリーンハーヴェストもしません。醸造もナチュラルで、コトー・シャンプノワはブドウ以外の添加物を一切加えないナチュラルワインです。
 

Cuvée Totum

キュヴェ・トテュム
AOC Champagne
品種:シャルドネ100%

2019ヴィンテージ:ドメーヌ所有の7区画で栽培しているシャルドネ(平均樹齢40年)を全てアッサンブラージュし、圧搾の段階からCo-fermentationコー・フェルモンタシオン(混醸)したキュヴェ。手摘みで収穫したブドウを全てアッサンブラージュして、バスケットプレスで圧搾。温度管理を行わずに野生酵母で樽発酵、樽熟成。マロ発酵は自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずにティラージュ。ルミアージュもデゴルジュも全て手作業で行う。ヴィンテージ:7区画のシャルドネ全てを同じ日に収穫。ティラージュ:2020年8月11日 デゴルジュマン:2022年7月04日 ドザージュ:ゼロ *ドザ-ジュはしていませんが、ワイン自体に自然な残糖(6g/l)があるため、エチケット表記はエクストラ・ブリュットになっています。総生産量:1,500本 SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。 2021年3月時点でのSO2トータルは16mg/l アルコール度数12.8度。ガス圧は3.4気圧。

 
 

Les Ruiseaux

レ・リュイッソー
AOC Champagne
品種:ムニエ100%
 
手摘みで収穫したブドウを全てアッサンブラージュして、バスケットプレスで圧搾。温度管理を行わずに野生酵母で樽発酵、樽熟成。マロ発酵は自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずにティラージュ。ルミアージュもデゴルジュも全て手作業で行う。
 ヴィンテージ:2019年 ティラージュ:2020年8月11日 デゴルジュマン:2022年4月12日 総生産量:2,000本 ドザージュ:ゼロ *ドザ-ジュはしていませんが、ワイン自体に自然な残糖(3g/l)があるため、エチケット表記はエクストラ・ブリュットになっています。SO2:圧搾時に必要最低限のみ添加。その後は無添加。 2021年3月時点でのSO2トータルは15mg/l アルコール度数13度。ガス圧は4.1気圧。
Les Ruisseaux レ・リュイソーのリューディは、セルミエにある北北東向きの区画。樹齢40年のムニエが栽培されており、栽培面積は0.48ヘクタール。

 
 

Les Goulats Rosé de Macération

レ・グラ ロゼ・ド・マセラシオン
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%
 
 手摘みで収穫したブドウを全てアッサンブラージュして、バスケットプレスで圧搾。温度管理を行わずに野生酵母で樽発酵、樽熟成。マロ発酵は自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずにティラージュ。ルミアージュもデゴルジュも全て手作業で行う。
ヴィンテージ:2019年
ティラージュ:2020年8月11日 デゴルジュマン:2022年7月4日
総生産量:400本
ドザージュ:ゼロ *ドザ-ジュはしていませんが、ワイン自体に自然な残糖(5/l)があるため、エチケット表記はエクストラ・ブリュットになっています。
SO2:圧搾時に必要最低限のみ添加。その後は無添加。 2021年3月時点でのSO2トータルは11mg/lアルコール度数12.9度。ガス圧は3.5気圧。

 
 

Coteaux Champenois Les Ruiseaux

コトー・シャンプノワ レ・リュイソー
AOC Coteaux Champenois
品種:ムニエ100%
 
醸造:手摘みで収穫したブドウをバスケットプレスで圧搾。温度管理を行わずに野生酵母で樽発酵、樽熟成。マロ発酵も自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずに瓶詰め。
品種:リューディ“レ・リュイソー”のムニエ100%
ヴィンテージ:2020年
総生産量:1,000本
瓶詰め2023年5月
SO2:圧搾時に必要最低限のみ添加。その後は無添加。2023年5月時点でのSO2トータルは10mg/l アルコール度数12.9度。

 
 

Coteaux Champenois Les Puis et Les Gillis

コトー・シャンプノワ レ・ピュイ・エ・レ・ジリ
AOC Coteaux Champenois
品種:シャルドネ55%、プティ・メリエ45%
醸造:手摘みで収穫した2品種のブドウをアッサンブラージュしてバスケットプレスで圧搾。温度管理を行わずに野生酵母で樽発酵、樽熟成。マロ発酵も自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずに瓶詰め。
ヴィンテージ:2019年
総生産量:800本
瓶詰め2022年5月
SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。2022年5月時点でのSO2トータルは11mg/l
アルコール度数13.76度。

 
 

Coteaux Champnois Les Maconnettes Rosé

コトー・シャンプノワ レ・マコネット ロゼ・ド・マセラシオン
AOC Coteaux Champenois
品種:ピノ・ノワール100%
醸造:手摘みで収穫したブドウを完全に除梗してから24時間マセラシオン。その後、バスケットプレスで圧搾し、温度管理を行わずに野生酵母で樽発酵、樽熟成。マロ発酵も自然に実施。冷却安定や澱引き、清澄、濾過などは一切行わずに瓶詰め。
ヴィンテージ:2020年
総生産量:400本
瓶詰め2022年5月
SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。
2022年4月時点でのSO2トータルは8mg/l
アルコール度数12.64度。

 
 

Coteaux Champenois Les Puis

コトー・シャンプノワ レ・ピュイ
AOC Coteaux Champenois
品種:ピノ・ノワール100%
醸造:手摘みで収穫したブドウを100%全房で温度管理を行わずに野生酵母で樽発酵、樽熟成。樽は228リットルと450リットルの中古樽を使用。ワインとタンニンの上品な質感を得るためには、マセラシオンは優しくソフトに行うことが非常に重要であると考えているため、ピジャージュが必要な場合はごく軽く果皮を果汁に沈めるにとどめ、ルモンタ-ジュも手作業でソフトに優しく行っている。マロ発酵は自然に実施。澱引き、清澄、濾過などは一切行わずに瓶詰め。
ヴィンテージ:2018年
総生産量:220本
100%全房で醸造。
SO2は醸造中も瓶詰め時も無添加。
2024年1月時点でのSO2トータルは10mg/l
アルコール度数14.2度。