Flavia

   Sicìlia Marsala  20ha   bio  nature
シチリアに新しいナチュラルワインが誕生しました。シチリアの西端、マルサラで2018年に始動したプロジェクト、FLAVIAフラヴィアです。今年28歳と30歳になるラロ兄妹は、これまでの形式や枠にはまらない、フレッシュで、ピュアで、新しい時代の息吹を感じるナチュラルワインを造りたいと考え、このフラヴィアのプロジェクトを始めました。フラヴィアの造るナチュラルワインは全てリッターボトル。フレッシュで活力があり、潮風が与えるフローラルな香りと塩味を伴った味わい深さを備えています。イタリア南部のワインにありがちな独特の重たさや酸化的ニュアンスは全くありません。清涼感さえ感じるフレッシュ感とジューシーさが最大の特徴です。とても心地良く、飲みやすい味わいで、間違いなく新時代の風を感じさせてくれるワインです。
  

AVÀ

アヴァ
IGP Terre Siciliane
グリッロ100%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して圧搾。ステンレスタンクで低温発酵。発酵は野生酵母で自発的に行い、酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。ノン・マロで、熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。総生産量は約1万本。2021ヴィンテージの収穫は8月下旬。アルコール度数13度。2022年4月時点のSO2トータルは64mg/l。
 
Avàアヴァとはシチリアの方言で、「さあ、行こう!」という意味です。「お願いします!」とか「やめてくれ!」という意味もあります。
 

  
  

ALLÉ

アレ
IGP Terre Siciliane
カタラット80%、ジビッポ20%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して圧搾。ジビッポは24時間のスキンコンタクトの後に圧搾。二品種を一緒にステンレスタンクで低温発酵。発酵は野生酵母で自発的に行い、酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。その後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。総生産量は約1万本。2021ヴィンテージの収穫はカタラットが8月下旬。ジビッポが9月上旬。アルコール度数12.5度。2021年11月時点のSO2トータルは66mg/l。
 
ALLÉアレとはシチリアの方言で、「急いで」とか「来て」とか「早くやって」など、誰かに何かを急いで促す場合に使われる言葉です。
 

  
  

ALFARA

アルファラ
IGP Terre Siciliane
カタラット100%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して7日間の低温マセレーション。その後、圧搾してステンレスタンクで低温発酵。発酵は野生酵母で自発的に行い、酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。ノン・マロで、熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。総生産量は約1万本。2022ヴィンテージの収穫は9月上旬。アルコール度数11.5度。2023年3月時点のSO2トータルは69mg/l。
 
Alfaràアルファラとは、カタラットが栽培されている地元の地区名「Alfaraggio」の略語です。

  
  

MADDA

マッダ
IGP Terre Siciliane
ネレッロ・マスカレーゼ100%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して2~3日間の低温マセレーション。その後、圧搾してステンレスタンクで低温発酵。発酵は野生酵母で自発的に行い、酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。その後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。総生産量は約1万本。2021ヴィンテージの収穫は9月中旬。アルコール度数13度。2022年4月時点のSO2トータルは61mg/l。
 
優美な味わいのロゼのキュヴェであることから、フラビアとジャコモの母親「Maddalenaマダレーナ」のニックネームであるMADDAマッダの名を冠した母親に捧げられたキュヴェです。
 

  
  

TAILLÉ

タイエ
IGP Terre Siciliane
フラッパート50%、ペリコーネ50% 
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、二品種を一緒にステンレスタンクで野生酵母で自発的に発酵。酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。果皮浸漬はソフトなポンピングオーバーで約2週間。その後、引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成を行い、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。総生産量は約1万本。2021ヴィンテージの収穫はフラッパートもペリコーネも9月下旬。アルコール度数13度。2022年4月時点のSO2トータルは61mg/l。
 
TAILLÉ タイエとは、シチリアの方言で、「見て!」を意味する言葉です。
 
 

  
  

CICCIO

シチッチョ
DOP Sicilia
ネロ・ダーヴォラ100%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、ステンレスタンクで野生酵母で自発的に発酵。酵素や酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。果皮浸漬はソフトなポンピングオーバーで約2週間。その後、引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成を行い、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のSO2を添加。総生産量は約1万本。2020ヴィンテージの収穫は9月下旬。アルコール度数13.5度。2022年4月時点のSO2トータルは62mg/l。
 
力強く、余韻の長いネロ・ダーヴォラのワインであることから、フラビアとジャコモの父親「Francescoフランチェスコ」のニックネームであるCICCIOシチッチョの名を冠した父親に捧げられたキュヴェです。