GEORGES REMY
Bouzy 4.66ha bio natural grower
ジョルジュ・レミは、2014年にシャンパーニュの醸造を始めたブジー期待の新星。同じ村の友人であるブノワ・ライエとアントワーヌ・パイヤールと共同で有機堆肥を作り、畑に撒く取り組みを行ったり、ビオディナミの手法も積極的に取り入れています。2017年年末に初めてリリースされたシャンパーニュから驚くほど完成度が高く、既に世界の多くのシャンパーニュ・ラヴァー達から注目されています。ジョルジュ・レミのシャンパーニュは、ビオディナミの手法を取り入れた有機栽培、馬による耕作、野生酵母のみで、ブドウと必要最低限のSO2以外には何も加えない自然な醸造で造られ、ドザージュも少なく(もしくはゼロ)、とてもナチュラルで柔らかい味わいが特徴です。
Les Quatre Terroirs
レ・キャトル・テロワール 21
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール95%、シャルドネ5%
ブジー、アンボネー、ルーヴォワ、トクシエールの4つの村に点在するリュー・ディのブドウのアッサンブラージュ。4つのテロワールのアッサブラージュであることから“レ・キャトル・テロワール”と命名。
野生酵母のみで、ブドウ以外には何も加えずに樽発酵。新樽は用いず、228ℓ、320ℓ、500ℓの容量の異なる樽を使用。シュール・リーの状態で熟成。マロ発酵は自然に実施。収穫翌年の夏に清澄も濾過も低温安定法も行わずにティラージュ。瓶内二次発酵とマチュラション・シュール・リーの後、デゴルジュマン。SO2は圧搾の際に必要最低限のみ添加するのみ。その後は瓶詰め時も添加はしない。
現行ロットは2022年7月29日にティラージュ。2024年11月デゴルジュマン。ドザージュはゼロ。総生産量11,917本+マグナム400本。アルコール度数は13度。2025年7月時点のSO2トータルは15mg /l。ガス圧は5.6気圧。
Les Vaudayants Rosé
レ・ヴォダヤン ロゼ 22
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%
収穫年:2022年の白ワイン94%に2022年の赤ワイン6%のアッサンブラージュ
リューディ、ヴォダヤンで栽培されたピノ・ノワールから造られるロゼのキュヴェ。
野生酵母のみで、ブドウ以外には何も加えずに樽発酵。新樽は用いず、228ℓと500ℓの容量の異なる樽を使用。シュール・リーの状態で熟成。マロ発酵は自然に実施。収穫翌年の夏に清澄も濾過も低温安定法も行わずにティラージュ。瓶内二次発酵とマチュラション・シュール・リーの後、デゴルジュマン。SO2は圧搾の際に必要最低限のみ添加するのみ。その後は瓶詰め時も添加はしない。
現行ロットは、白用のピノ・ノワールが2022年9月6日収穫。赤用のピノ・ノワールが2022年9月10日収穫。2023年7月29日ティラージュ。2025年1月デゴルジュマン。ドザージュはゼロ。総生産量1,306本。アルコール度数は13度。2025年3月時点のSO2トータルは10mg /lの検出限界値。ガス圧は5.5気圧。
Les Juliennes Rosé
レ・ジュリエンヌ ロゼ 20
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%
ブジーのリューディ、レ・ジュリエンヌで栽培されたピノ・ノワールから造られるロゼのミレジメのリューディ・キュヴェ
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、果皮とともに6時間マセラシオン。圧搾後、野生酵母のみで、ブドウ以外には何も加えずにバリック(新樽は用いない)で発酵。シュール・リーの状態で熟成。マロ発酵は自然に実施。収穫翌年の夏に清澄も濾過も低温安定法も行わずにティラージュ。瓶内二次発酵とマチュラション・シュール・リーの後、デゴルジュマン。SO2は圧搾の際に必要最低限のみ添加するのみ。その後は瓶詰め時も添加はしない。
現行ロットは2020年9月3日収穫。2021年7月ティラージュ。2024年10月デゴルジュマン。ドザージュはゼロ。総生産量546本。アルコール度数は13度。2025年3月時点のSO2トータルは10mg /lの検出限界値。ガス圧は5.4気圧。
Les Muits
レ・ミュイ 2021
AOC Champagne
品種:シャルドネ100%
トキシエールのリューディ“レ・ミュイ”の単一年のブドウから造られたテロワール・キュヴェ
野生酵母のみで、ブドウ以外には何も加えずにバリック(新樽は用いない)で発酵。シュール・リーの状態で熟成。マロ発酵は自然に実施。収穫翌年の初夏に清澄も濾過も低温安定法も行わずにティラージュ。瓶内二次発酵とマチュラション・シュール・リーの後、デゴルジュマン。SO2は圧搾の際に必要最低限のみ添加するのみ。その後は瓶詰め時も添加はしない。
2021ヴィンテージは9月25日収穫。2022年7月ティラージュ。2025年7月デゴルジュマン。ドザージュはゼロ。総生産量1,437本。アルコール度数は12.5度。2025年7月時点のSO2トータルは28mg /l。ガス圧は6.5気圧。
Blanc de Noirs
ブラン・ド・ノワール 2021
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール100%
ブジーのリューディ、ヴォダヤンで栽培された単一年のピノ・ノワールのによるブラン・ド・ノワールのキュヴェ
野生酵母のみで、ブドウ以外には何も加えずにバリックで発酵。シュール・リーの状態で熟成。新樽比率1/4。マロ発酵は自然に実施。収穫翌年の初夏に清澄も濾過も低温安定法も行わずにティラージュ。瓶内二次発酵とマチュラション・シュール・リーの後、デゴルジュマン。SO2は圧搾の際に必要最低限のみ添加するのみ。その後は瓶詰め時も添加はしない。
2021ヴィンテージの収穫日はヴォダヤンが9月21日。レ・ザヌペ、レ・ジュリオー、レ・ゾー・クロが9月25日。2022年7月ティラージュ。2025年7月デゴルジュマン。ドザージュはゼロ。総生産量2,844本。アルコール度数は13.5度。2025年7月時点のSO2トータルは20mg /l。ガス圧は5.6気圧。
Le Mont de Tauxières
ル・モン・ド・トキシエール 2019
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール50% シャルドネ50%
ブジーのリューディ“ル・モン・ド・トキシエール”の単一年のブドウから造られたテロワール・キュヴェ
野生酵母のみで、ブドウ以外には何も加えずにバリックで発酵。新樽は用いない。シュール・リーの状態で熟成。マロ発酵は自然に実施。収穫翌年の夏に清澄も濾過も低温安定法も行わずにティラージュ。瓶内二次発酵とマチュラション・シュール・リー(王冠ではなくコルクで実施)の後、デゴルジュマン。SO2は圧搾の際に必要最低限のみ添加するのみ。その後は瓶詰め時も添加はしない。
2019ヴィンテージはピノ・ノワールが9月14日。シャルドネが9月14日収穫。2020年7月ティラージュ。2025年1月デゴルジュマン。ドザージュはゼロ。総生産量1,060本。コルクで熟成。アルコール度数は12.5度。2025年7月時点のSO2トータルは10mg /lの検出限界値。ガス圧は5気圧。
BOUZY BLANC “Les Houardes”
ブジー・ブラン“レ・ズアルド” 2022
AOC Coteaux Champenois
品種:シャルドネ100%
レ・ズアルドはブジーの南南西向きの斜面に位置するリューディ。
手摘みしたブドウを畑と醸造所で2回厳格に選果。ダイレクトプレスし、野生酵母のみで、ブドウ以外には何も加えずにバリックで発酵。新樽は用いずに、引き続きシュール・リーの状態で熟成。マロ発酵は自然に実施。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2は圧搾の際に必要最低限のみ添加するのみ。その後は瓶詰め時も添加はしない。
2022年の収穫日は9月10日。総生産量は862本。2024年3月瓶詰め。アルコール度数は11.5度。2025年7月時点のSO2トータルは23mg /l。
BOUZY ROUGE “Les Vaudayants”
ブジー・ルージュ“レ・ヴォダヤン” 2022
AOC Coteaux Champenois
品種:ピノ・ノワール100%
レ・ヴォダヤンはブジーの南南西向きの斜面に位置するリューディ。ドメーヌの所有区画は栽培面積0.4405ha。1975年植樹のセレクション・マッサルのピノ・ノワールが栽培されている。地質は粘土石灰質。剪定方法はギヨ・サンプル。
手摘みしたブドウを畑と醸造所で2回厳格に選果。手作業で丁寧に除梗した後、破砕せずに野生酵母のみで容量500リットルの大樽で発酵。果皮浸漬の期間は約15日間。この間にワインの状況に応じてピジャージを施す。その後、引き続きマロ発酵と熟成。新樽は用いない。24ヶ月熟成後、澱引きを行い、無清澄・無濾過で瓶詰め。
2022年の収穫日は9月11日。総生産量は2,625本。2024年2月瓶詰め。アルコール度数は12度。2025年3月時点のSO2トータルは39mg /l。