LES FLANEURS

 
 
  Auxey-Duresses  (MICRO NEGOCIANT)   bio  nature
ローランスとニナの二人は、ドメーヌ・ダンドリオンで働いている時に、自分達でもワインを造りたいと思い、ミクロネゴス“Les Fleneurs レ・フラヌール”を設立しました。初ヴィンテージは2020年で、アリゴテとブルゴーニュ・ピノ・ノワールの2種類のキュヴェのみを造りました。醸造は、サンティニのセラーを間借りして行いました。2021年と2022年はブドウを譲ってくるヴィニュロンがなく、ワインを造れませんでしたが、2023年は再び3種類のキュヴェを手掛けました。ネゴス名のフラヌールとは、フランス語で「あてもなく散歩する人」、「時間をつぶす人」と言った意味があります。これは、ローランスとニナが人生で大切にしている生き方だそうです。ゆっくりと人生の旅行を楽しむこと。そして、ワインも決して急ぐことなく造るということを大切にしているそうです。
 

Bourgogne Aligote 

ブルゴーニュ・アリゴテ
AOC Bourgogne Aligote
品種:アリゴテ 100%
 
手摘みで収穫したブドウをダイレクト・プレスし、ステンレスタンクで、野生酵母で自発的に発酵。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。圧搾後、引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄で瓶詰め。SO2は圧搾時に必要最小限のみ添加。その後は無添加。2023ヴィンテージは9月20日に収穫。生産量は950本。2024年10月時点のSO2トータルは15mg/l。アルコール度数は13度。
エチケットは、ローレンスのパートナーのニナがデザインしたものです。描かれている動物は鳥ですが、自宅にあった鳥の彫刻をモデルに描いたもので、特に何か特定の鳥というわけではありません。今後のヴィンテージでは、キュヴェの名前が同じブルゴーニュ・アリゴテでも、もし購入するブドウの造り手が変わった場合は、別の動物のエチケットにするそうです。

  
 

Plutôt Blanc

プリュトー・ブラン
VDF
品種:ピノ・ノワール30%、マルサンヌ35%、ルーサンヌ35%
 ピノ・ノワールはマコネー地区のビオで栽培されたブドウ100%。マルサンヌとルーサンヌは、ボージョレ地区のビオで栽培されたブドウ。
 
マルサンヌとルーサンヌは手摘みで収穫した後、2品種を一緒にダイレクト・プレスして、ステンレスタンクで野生酵母で自発的に発酵。ピノ・ノワールは100%全房で野生酵母で3日間のマセラシオン・カルボニックを施した後、圧搾。どちらも酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。発酵終了後、3品種をブレンドして、ブルゴーニュ産バリック(新樽は用いない)に移して自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄で無濾過で瓶詰め。SO2は無添加。2023ヴィンテージはピノ・ノワールが9月10日、マルサンヌとルーサンヌは9月15日に収穫。生産量580本。2024年10月時点のSO2トータルは26m/l。アルコール度数11度。
『Plutôt Blancプリュトー・ブラン』とはフランス語で、「どちらかと言えば白」という意味です。

  
 

Bourgogne Rouge

ブルゴーニュ・ルージュ
AOC Bourgogne Rouge
品種:ピノ・ノワール100%
 シャロネーズ地区のAluzeアリューズ村のビオで栽培されたブドウ100%
 
手摘みで収穫したブドウを100%全房で、セメントタンクで野生酵母で自発的にマセラシオン・カルボニック。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。マセラシオンは14日間。圧搾後、ブルゴーニュ産バリック(新樽は用いない)に移し、自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄で無濾過で瓶詰め。SO2は無添加。2023ヴィンテージは9月16日に収穫。生産量は1,300本。2024年10月時点のSO2トータルは26mg/l。アルコール度数12度。
エチケットは、ローレンスのパートナーのニナがデザインしたものです。描かれている動物はハリネズミです。ハリネズミは、スカンジナビア原産の動物で、ヨーロッパ全土に生息しています。今後のヴィンテージでは、キュヴェの名前が同じブルゴーニュ・ルージュでも、もし購入するブドウの造り手が変わった場合は、別の動物のエチケットにするそうです。