PERRINE FRESNE
シャンパーニュにまた新たな女性クローワーがデビューしました。プティット・モンターニュ・ド・ランス地区の最南端の村セルミエに本拠を置くペリンヌ・フレヌです。1990年生まれのペリンヌは、父から畑を引き継いで、2020ヴィンテージから自身のシャンパーニュの醸造を始めました。父親からブドウ栽培の情熱と知識を受け継いだペリンヌは、家業に新しい風を吹かせたいという想いから、自分名義のシャンパーニュを造ることを決断しました。ペリンヌが所有する畑の大部分はセルミエにあります。栽培ブドウの2/3を売却し、その年の最上の出来の厳選した1/3のみの収穫ブドウをドメーヌで醸造しています。デビュー・ヴィンテージからオランダ、デンマーク、スウェーデン、イタリア、スイス、英国などのインポーターで争奪戦が始まりました。弊社はドメーヌを訪問し、いち早く割り当てを確保しました。最新鋭の女性グローワー・シャンパーニュです。ご期待下さい。
Sarmate Ⅱ
サルマット ドゥ
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール18%、シャルドネ42%、ムニエ40%
醸造:全ての品種をブレンド比率の割合で一緒にダイレクトプレス。自然に清澄を行った後、ホウロウのタンクで発酵。マロは行わず、引き続きステンレスタンクでシュール・リーの状態で10ヶ月熟成。SO2は圧搾時とアルコール発酵後に必要最小限添加するのみ。その後はティラージュやデゴルジュマンの際も無添加。ティラージュには、ベースワインにサトウキビを混ぜて攪拌した自家製リキュールを使用。ドザージュにはMCRを使用。2021ヴィンテージはムニエが9/15、シャルドネが9/21、ピノ・ノワールが9/22に収穫。に収穫。2022年7月22日ティラージュ。2024年2月デゴルジュマン。ドザージュは3g/l(エクストラ・ブリュット)。総生産量3,480本。アルコール度数12度。2024年5月時点のSO2トータルは40mg/l。ガス圧は6.6気圧。
*Salmateサルマットとは、フランス語でセルミエの住民のことを呼ぶ形容詞です。アッサンブラージュの比率はヴィンテージによって異なりますが、このキュヴェは毎年セルミエのブドウ100%で造られるため、セルミエに住む人々へのオマージュに相応しいことから、このように命名したそうです。
Le Mahomet
ル・マオメ ロゼ
AOC Champagne
品種:ピノ・ノワール50%、ムニエ50%
醸造:混植している2品種をフィールドブレンドで同時に収穫。完全に除梗して破砕し、14時間のマセラシオン。その後、圧搾して、樽(新樽は用いない)に移しアルコール発酵。発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で10ヶ月熟成。マロ発酵はこの間に自然に実施。SO2は圧搾時に必要最小限添加するのみ。その後はティラージュやデゴルジュマンの際も無添加。ティラージュには、ベースワインにサトウキビを混ぜて攪拌した自家製リキュールを使用。ドザージュにはMCRを使用。
2021ヴィンテージは9/19に2品種をフィールドブレンドで同時に収穫。2022年7月22日ティラージュ。2024年2月デゴルジュマン。ドザージュは3g/l(エクストラ・ブリュット)。総生産量600本。アルコール度数12度。2024年5月時点のSO2トータルは37mg/l。ガス圧は6.6気圧。
Les Nouse
レ・ヌー ロゼ
AOC Champagne
品種:ムニエ100%
醸造:手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して破砕し、12時間のマセラシオン。その後、圧搾して、樽(新樽は用いない)に移しアルコール発酵。発酵終了後、引き続きシュール・リーの状態で10ヶ月熟成。マロ発酵はこの間に自然に実施。SO2は圧搾時に必要最小限添加するのみ。その後はティラージュやデゴルジュマンの際も無添加。ティラージュには、ベースワインにサトウキビを混ぜて攪拌した自家製リキュールを使用。ドザージュにはMCRを使用。
2020ヴィンテージは8/31に収穫。2021年7月2日ティラージュ。2023年3月デゴルジュマン。ドザージュは4g/l(エクストラ・ブリュット)。総生産量560本。アルコール度数12度。2023年6月時点のSO2トータルは29mg/l。ガス圧は6.2気圧。