sette

  
Piemonte Nizza Monferrato  7ha   bio  nature
ランゲとは異なり、エレガントで酸のあるバルベーラが生まれるアスティ地区。この地の巨匠と言えばカーゼ・コリーニとトリンケーロですが、この二人に憧れてワインの造り手に転身した人物がいます。2017年にセッテを設立したジノ・デラ・ポルタです。それまで、レ・ボンチエやカッペッラーノ、マルコ・サーラ、イ・マンドルリなどの小さなナチュールの造り手と一緒に働いてきたジノは、ある日、ニッツァ・モンフェッラートにあるブドウ畑を見て一目で恋に落ち、購入を決断。ナチュラルワイン造りに乗り出したのです。セッテでは、ナチュラルワインでも、揮発酸が高かったり、過度の酸化といったオフのない、テロワールを表現した“ファインワイン”を造っています。
 
   

Sette Bianco

セッテ・ビアンコ(辛口)
VINO BIANCO
モスカート100%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗し、破砕して3日間低温でスキンコンタクトを行います。その後、圧搾して、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造します。圧搾後、Tavaタヴァ社製のアンフォラ(低い温度で焼いて造ったもので、通気性が多少ある。)に移して自発的なマロ発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に必要最低限のみ添加します。2022ヴィンテージは8/19に収穫。総生産量3,000本。アルコール度数は13度。
エチケットは、ジノ・デラ・ポルタの友人でアーティストのArianna Vairoアリアンナ・ヴァイロのデザインによるものです。水は永遠の動き続けているもので、完璧なバランスと平衡を保っています。ジノにとって、『水』が人生のインスピレーションを与えてくれるため、リッターボトルのキュヴェ以外のエチケットは、全て水をテーマにしたデザインで構成されています。また、ややオリエンタル調の印刷に仕上げられています。

  
   

Sette Rosato

セッテ・ロサート
VINO ROSATO
バルベーラ90%、シラー10%
 
同じ日に手摘みで収穫したブドウを完全に除梗し、破砕して3日間低温でスキンコンタクトを行います。その後、圧搾して、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造します。その後、引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に必要最低限のみ添加します。
2022ヴィンテージは8/29に収穫。総生産量2,500本。アルコール度数は13度。
セッテ・ロザートのエチケットにはジノ・デラ・ポルタが大好きだという魚、ヒメコダイ(姫小鯛)(別名アカボラ)が描かれています。エチケット記載のd.d.はジノ・デラ・ポルタの友人で、船乗りで詩人でもあるEnrico Didiエンリコ・デイディの苗字の略です。

  
   

Grignolino 

グリニョリーノ
DOC Piemonte Grignolino
グリニョリーノ100%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗し、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造します。マセラシオンは足によるソフトなピジャージュで22日間。圧搾後、Tavaタヴァ社製のアンフォラ(低い温度で焼いて造ったもので、通気性が多少ある。)に移してマロ発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に必要最低限のみ添加します。2022ヴィンテージは9/14に収穫。総生産量3,000本。アルコール度数は13度。
グリニョーリーニョのエチケットにはウニが描かれています。

  
   

Barbera d’Asti

バルベーラ・ダスティ
DOC Barbera d’Asti
バルベーラ100%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗し、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造します。マセラシオンは足によるソフトなピジャージュで37日間。圧搾後、コンクリートタンクに移してマロ発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に必要最低限のみ添加します。2022ヴィンテージは9/11~12に収穫。総生産量9,000本。アルコール度数は14度。
バルベーラ・ダスティのエチケットに描かれているのは、水中に沈んでいる7つの石です。

  
   

Nizza V.V.

ニッツァ ヴィエイユ・ヴィーニュ
DOCG Nizza
バルベーラ100%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗し、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造します。マセラシオンは足によるソフトなピジャージュで6日間。圧搾後、オーストリアのストッキンジャー社製の大樽(新樽は用いない)に移してマロ発酵と10ヶ月間の熟成。その後、コンクリートタンクに移し、さらに10ヶ月熟成させ、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に必要最低限のみ添加します。2020ヴィンテージは9/5~6に収穫。総生産量3,600本。アルコール度数は14.5度。
ニッツアのエチケットに描かれているのは、水中に沈んでいる7つの石です。エチケット記載のG.G.は、セッテの畑の前の所有者であるGiacomoジャコモとGiuseppeジュゼッペへのオマージュから、二人の頭文字を記したものです。

  
   

Nizza Parcella B5

ニッツァ パルチェラ B5
DOCG Nizza
バルベーラ100%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗し、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。醸造添加物は一切加えずに醸造します。マセラシオンはアンフュージョンで43日間。圧搾後、オーストリアのストッキンジャー社製の大樽(新樽は用いない)に移してマロ発酵と10ヶ月間の熟成。その後、Tavaタヴァ社製のアンフォラ(低い温度で焼いて造ったもので、通気性が多少ある。)に移して、さらに10ヶ月熟成させ、無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に必要最低限のみ添加します。2018ヴィンテージは9/25に収穫。総生産量1,800本。アルコール度数は15度。
エチケットは、ジノ・デラ・ポルタの友人でLuca Lattuga によって作られました。彼は古い活版印刷フォントに関してイタリアで最も経験があり、古いイタリア語のフォントの大部分のデジタル化を開始しました。個性的な単一区画のワインである、ニッツアパルチェラ B5には、同じく個性的な活版印刷のラベルが相応しいと考えたそうです。

  
   

Questo è il Vino Bianco 

クエスト・エ・イル・ヴィノ・ビアンコ(辛口)
VINO BIANCO
モスカート50%、シャルトネ40%、アルネイス10%
 
同じ日に手摘みで収穫したブドウを完全に除梗し、破砕して一晩低温でスキンコンタクトを行います。その後圧搾して、全ての品種を一緒にステンレスタンクで野生酵母のみで自発的にコーフェルモンタション(一緒に発酵)。醸造添加物は一切加えずに醸造します。その後、引き続きステンレスタンクで自発的なマロ発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に必要最低限のみ添加します。2022ヴィンテージは8/19~20に収穫。総生産量4,000本。アルコール度数は13度。
*キュヴェ名のクエスト・エ・イル・ヴィノ・ビアンコ・デル 2022は、直訳すると「これは2022年の白ワイン」という意味です。シンプルな喜びのために若木のブドウから造ったヴァン・ド・ソワフです。リッターボトルで王冠になっています。

  
   

Questo è il Vino Rosso

クエスト・エ・イル・ヴィノ・ロッソ
VINO ROSSO
バルベーラ65%、カベルネ・ソーヴィニョン25%、シラー10%
 
同じ日に手摘みで収穫したブドウを完全に除梗し、全ての品種を一緒にステンレスタンクで野生酵母のみで自発的にコーフェルモンタション(一緒に発酵)。醸造添加物は一切加えずに醸造します。マセラシオンは足によるピジャージュで、14日間。その後、ステンレスタンクと古樽でマロ発酵と熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に必要最低限のみ添加します。2022ヴィンテージは9/13に収穫。総生産量4,000本。アルコール度数は13度。
 *キュヴェ名のクエスト・エ・イル・ヴィノ・ロッソ・デル 2022は、直訳すると「これは2022年の赤ワイン」という意味です。シンプルな喜びのために若木のブドウから造ったヴァン・ド・ソワフです。リッターボトルで王冠になっています。