THIERRY GLANTENAY

ヴォルネイに本拠を置くティエリー・グラントネイはメキメキと頭角を表しているドメーヌです。2005年に引退した父からドメーヌを引き継いだティエリーは、すぐに除草剤を止め、収量を落とし、新樽比率を下げ、全房発酵も50%程度まで導入。醸造でも酵素の添加はせす、亜硫酸は少量添加するだけ。ワインはピュアでエレガントなスイタイルへと変化し、ジャンシス・ロビンソン、ニール・マーティン、ウィリアム・ケリーら英米の主要な評論家達からブルゴーニュの有望ドメーヌとして高く評価されるようになりました。ドメーヌのワインはクリーンでフレッシュ、繊細な果実と上品なタンニン、そして傑出したフィネスが備わっています。毎年トップ・ネゴシアンが買い付けているため、元詰めワインの生産量が少なく、毎年日本への輸入数は割り当てとなっています。
Volnay 1er cru Clos des Chênes
ヴォルネィ プルミエ・クリュ クロ・デ・シェーヌ
AOC Volnay 1er cru
品種:ピノ・ノワール 100%
醸造について:30%全房で数日間の低温マセレーション。その後、野生酵母のみでセメントタンクで発酵。トータルの醸し期間は17日前後。発酵の前半は1日1回のピジャージュ、後半は1日1回のルモンタージュを施す。その後、アリエ産のバリックに移してシュール・リーの状態で16~18ヶ月間熟成。新樽の比率はヴィンテージに応じて20~30%程度。澱引きはアッサンブラージュ前に1回のみ行い、無清澄・無濾過で瓶詰め。
2022年の収穫日は8月30日。新樽比率30%、総生産量2,000本。アルコール度数は14.5度。

Pommard 1er Cru Saussilles
ポマール プルミエ・クリュ ソシーユ
AOC Pommard 1er cru
品種:ピノ・ノワール 100%
醸造について:30%全房で数日間の低温マセレーション。その後、野生酵母のみでステンレスタンクで発酵。トータルの醸し期間は16日前後。発酵の前半は1日1回のピジャージュ、後半は1日1回のルモンタージュを施す。その後、アリエ産のバリックに移してシュール・リーの状態で16~18ヶ月間熟成。新樽の比率はヴィンテージに応じて20~30%程度。澱引きはアッサンブラージュ前に1回のみ行い、無清澄・無濾過で瓶詰め。
2022年は収穫日が9月3日。新樽比率30%、総生産量1,000本。アルコール度数は13.5度。

Volnay 1er Cru Santenots
ヴォルネィ プルミエ・クリュ サントノ
AOC Volnay 1er cru
品種:ピノ・ノワール 100%
醸造について:完全に除梗した後、数日間の低温マセレーション。その後、野生酵母のみでセメントタンクで発酵を行う。トータルの醸し期間は17日前後。発酵の前半は1日1回のピジャージュ、後半は1日1回のルモンタージュを施す。その後、アリエ産のバリックに移してシュール・リーの状態で16~18ヶ月間熟成。新樽比率はヴィンテージに応じて20~30%程度。澱引きはアッサンブラージュ前に1回のみ実施。無清澄、無濾過で瓶詰め。
2022年の収穫日は8月27日。新樽比率25%、総生産量2,000本。アルコール度数は14.5度。

Volnay 1er Cru Brouillards
ヴォルネィ プルミエ・クリュ ブルイヤール
AOC Volnay 1er cru
品種:ピノ・ノワール 100%
醸造について:20%全房で数日間の低温マセレーション。その後、野生酵母のみでセメントタンクで発酵。トータルの醸し期間は16日前後。発酵の前半は1日1回のピジャージュ、後半は1日1回のルモンタージュを施す。その後、アリエ産のバリックに移してシュール・リーの状態で16~18ヶ月間熟成。新樽の比率はヴィンテージに応じて15~20%程度。澱引きはアッサンブラージュ前に1回のみ実施。無清澄、無濾過で瓶詰め。
2022年の収穫日は8月31日。新樽比率20%、総生産量3,800本。アルコール度数は14度。

Volnay Vieilles Vignes
ヴォルネィ ヴィエイユ・ヴィーニュ
AOC Volnay
品種:ピノ・ノワール 100%
醸造について:完全に除梗した後、数日間の低温マセレーション。その後、野生酵母のみでセメントタンクで発酵を行う。トータルの醸し期間は15日前後。発酵の前半は1日1回のピジャージュ、後半は1日1回のルモンタージュを施す。アリエ産のバリックに移してシュール・リーの状態で16~17ヶ月間熟成。新樽の比率はヴィンテージに応じて10~15%程度。澱引きはアッサンブラージュ前に1回のみ実施。無清澄、無濾過で瓶詰め。
2022年の収穫日は9月2日。新樽比率10%、総生産量6,000本。アルコール度数は14度。

Bourgogne Côte d’Or
ブルゴーニュ
AOC Bourgogne Côte d’Or
品種:ピノ・ノワール 100%
醸造について:完全に除梗した後、数日間の低温マセレーション。その後、野生酵母のみでセメントタンクで発酵。トータルの醸し期間は16日前後。発酵の前半は1日1回のピジャージュ、後半には1日1回のルモンタージュを施す。その後、アリエ産のバリックに移してシュール・リーの状態で14~16月間熟成。新樽の比率はヴィンテージに応じて10%程度。澱引きはアッサンブラージュ前に1回のみ実施。無清澄、無濾過で瓶詰め。
2022年の収穫日は9月5日。総生産量5,000本。新樽比率10%。アルコール度数は14度。
