Clos Basté

 
 
Madiran 10ha biodynamique
クロ・バステは、マディランの名門ピエール・ラプラス」の醸造長を務めていたフィリップ・ミュールによって1998年に創設された新興ドメーヌです。月齢カレンダーの採用、ブドウと土壌における生命力学の一般的な哲学など、ビオディナミの手法も導入して、テロワールと環境を遵守した自然なワイン造りを行っています。『キュイジーヌ・エ・ヴァン・ド・フランス』において、南西地方の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」に選出ました。

   
 

Clos Basté

クロ・バステ
AOC Madiran
品種:タナ100%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗した後、1~2日間の低温マセレーションを施す。その後、容量40ヘクトリットの幅広の発酵漕で野生酵母のみで発酵。抽出は1日2回の櫂入れとデレスタージュを発酵初期の4日間のみ実施。発酵と果皮浸漬の期間は約5週間。発酵終了後、容量400リットルのオークの樽に移し、マロラクティック発酵と熟成。新樽比率は40%で、中央フランス産のオークのミディアムの焼きの樽を使用する。熟成期間は12~15ヶ月間。無清澄で、ごく軽く濾過をして瓶詰め。年間平均生産本数約13,800本。
 
 

  

   
 

L’Esprit de Basté

レスプリ・ド・バステ
AOC Madiran
品種:タナ75%、カベルネ・フラン25%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗。その後、1~2日間の低温マセレーションを施してから、容量40ヘクトリットの幅広の発酵漕で野生酵母のみでアルコール発酵。抽出は1日2回の櫂入れとデレスタージュを発酵初期の4日間のみ実施。発酵と果皮浸漬は約4週間。その後、容量400リットルのオークの樽(新樽は用いない)に移し、マロラクティック発酵と熟成を行う。熟成期間は10~12ヶ月間。無清澄で、ごく軽く濾過をして瓶詰めを。年間平均生産本数は約17,800本。
 

  

   
 

Basté

バステ
IGP Bigorre
品種:メルロー50%、カベルネ・フラン50%
 
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗した後、1~2日間の低温マセレーションを施す。その後、容量40ヘクトリットの幅広の発酵漕で野生酵母のみで発酵。抽出は1日2回の櫂入れとデレスタージュを発酵初期の4日間のみ実施。発酵と果皮浸漬は約3週間で、発酵終了後、引き続きタンクでマロラクティック発酵と熟成。熟成期間は6~8ヶ月間。無清澄でごく軽く濾過をして瓶詰め。年間平均生産本数は約10,300本。
 

  

   
 

Pacherenc du Vic-Bilh Sec

パシュラン・デュ・ヴィック=ビル セック
AOC Pacherenc du Vic-Bilh
品種:プティ・マンサン60%、プティ・クルビュ40%
 
手摘みで収穫したブドウは、小さな籠で醸造所に運ばれ、破砕も除梗も行わず直接圧搾されます。その後、容量400リットルのオークの樽(新樽は用いない)に移して野生酵母のみで発酵。発酵は30~60日間かけて、ゆっくりと時間を掛けて実施されます。マロラクティック発酵は行いません。発酵終了後、引き続きオーク樽でシュール・リーの状態で熟成を行います。熟成の最初の数ヶ月は、1週間に1~2回のバトナージュを施します。その後は定期的な試飲の結果に応じて、1週間~数週間に1回程度の頻度で行います。熟成期間は10ヶ月で、瓶詰めの1ヶ月前にアッサンブラージュを行います。その後、無清澄で、ごく軽く濾過をして瓶詰めを行う。年間平均生産本数は2,000本。
 

  

   
 

Pacherenc du Vic-Bilh Moelleux

パシュラン・デュ・ヴィック=ビル モワルー
AOC Pacherenc du Vic-Bilh
品種:プティ・マンサン100%
 
収穫は手摘みで、11月中旬から12月初旬にかけて2回に分けて粒選りで、パスリヤージュの状態のブドウを収穫します。ブドウは小さな籠で醸造所に運ばれ、破砕も除梗も行わず直接圧搾されます。その後、容量400リットルのオークの樽(新樽100%)に移して野生酵母のみで発酵を行います。発酵は30~60日間かけて、ゆっくりと時間を掛けて実施されます。マロラクティック発酵は行いません。発酵終了後、引き続きオーク樽でシュール・リーの状態で熟成を行います。バトナージュは定期的な試飲の結果に応じて、1週間~数週間に1回程度の頻度で施します。熟成期間は8ヶ月で、瓶詰めの1ヶ月前にアッサンブラージュを行います。その後、無清澄で、ごく軽く濾過をして瓶詰めを行う。年間平均生産本数は2,500本。