LOUIS MAURER
ルイ・モーラーは1996年生まれ。今年23歳になるアルザスでも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。彼はルファックRouffachの醸造学校でBTS(醸造栽培上級技術者のディプロマ)を取得。在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。高校卒業後はルカ・リーフェル(カトリーヌ・リスが醸造所を間借りしているドメーヌ)の下で1年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。2016年から実家のドメーヌに参画。当時わずか20歳ながら、家族のワインとは別に、自身の名で4種類のヴァン・ナチュールを醸造しました。
100% Pinot Noir
100% ピノ・ノワール
AOC Alsace
品種:ピノ・ノワール100%
手摘みで収穫したブドウを全房で、野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せずに自然に発酵。14日間のマセレーション。発酵終了後シュール・リーの状態で翌年の春まで熟成。無清澄・ノン・フィルター、SO2も無添加で瓶詰め。
2018ヴィンテージの総生産量は4,800本。
Riesling Lerchenberg
リースリング レルシェンベルグ
AOC Alsace
品種:リースリング100%
手摘みで収穫したブドウをソフトにゆっくりと圧搾し、フードル・アルザスシエンヌで野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せず自然に発酵。発酵終了後、シュール・リーの状態で翌年の9月まで熟成。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。
SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。2018ヴィンテージの総生産量は1,860本。
Pinot Gris Duttenberg
ピノ・グリ デュッテンベルグ
AOC Alsace
品種:ピノ・グリ100%
手摘みで収穫したブドウをソフトにゆっくりと圧搾し、フードル・アルザスシエンヌで野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せずに自然に発酵。発酵終了後、シュール・リーの状態で翌年の9月まで熟成。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。
SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。2018ヴィンテージの総生産量は1,680本。
L’étrange Orange
レトランジェ オレンジ
AOC Alsace
品種:ゲヴェルツトラミネール100%
手摘みで収穫したブドウを全房で果皮とともに12日間マセレーション。ステンレスタンクで野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せずに自然に発酵。発酵終了後、シュール・リーの状態で翌年の春まで熟成。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。
SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。2018ヴィンテージの総生産量は3,750本。
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ルトゥー・オー・スルス
AOC Alsace
品種:ピノ・グリ50%、リースリング50%
ブドウは手摘みで収穫。ピノ・グリのブドウを果皮ごとリースリングの果汁に漬け込み、約12日間のマセレーションを施す。その後、圧搾して、野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せずに自然に発酵。発酵終了後、シュール・リーの状態で翌年の8月まで熟成。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。
2018ヴィンテージの生産量は1,200本。SO2トータル34mg /L