Château Petit Bocq


 シャトー・プティ・ボックは、今サン・テステフで最も注目を集めている俊英シャトーです。1993年にラグノー家が所有者となってシャトーの革新に乗り出し、サンテステフの畑でブドウを栽培しています。現在は、先代オーナーの息子のアドリアン・ラグノーと長年シャトー・キルヴァンで支配人を務めていたフィリップ・モットが二人三脚でシャトーを運営しています。

厳格なリュット・レゾネ

   
 

Château Petit Bocq

シャトー・プティ・ボック
AOC Saint-Estèphe
品種:メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニョン49%、カベルネ・フラン1%
 
収穫は手摘みで実施。畑で数回の選別をした後、セラーに葡萄を運び、完全に除梗を行った後、さらに選果を行う。発酵に先立ち、低温(約6度)マセレーションを施す。その後、品種と、由来する土壌に応じて別々に、容量25~100ヘクトリットルの温度管理機能付きのステンレスタンクで発酵を行う。圧搾後、アリエ産のバリックに移し、マロラクティック発酵と熟成を行う。熟成中に数回の澱引きを施し、卵白で清澄のみ行い、無濾過で瓶詰め。新樽比率は40%、熟成期間14ヶ月。